明日は父の日
先日ふらっと博多駅へ・・・
観たい映画があった訳じゃなかったけどなんとなく、山崎務さんや今話題の?
蒼井優さん主演の「長いお別れ」を観ました。
館内は平日ってこともあって中高年の方でいっぱい。
山崎務さん演じる認知症のお父さん、優しく受け止めて時にはユーモアに
世話をするお母さん(松原千恵子さん)
海外に住む長女(竹内結子さん) 職を転々とし恋に悩む次女(蒼井優さん)
少しづつ記憶を失っていくお父さんとのお別れまでの7年間を描いた家族の物語です
年取って死に向かう話なんだけど悲壮感が漂ってたわけではなく 所どころで
クスっと笑えるユーモアや切なさがあったりで重い感じではなかったです。
観てる途中で涙してる人もいましたが私は何とも。。。
認知症とは長い時間をかけて少しづつ自分自身や家族の事を
忘れて別れていく「長いお別れ」と称される。
エンディングの時何故かじんわりと(@_@。ウルウル
悲しい涙ではなくホっとするような涙です。
きっと認知症で亡くなった父を思い出したからかも
昔、「恍惚の人」って小説がありましたよね。知ってます?
かなり昔の事だけどその小説ほど強烈ではありません。
汚物を壁に塗り付けたりみたいなことはなく痴呆になっても可愛いお父さんを
演じた山崎努さんは凄いな。
でも、現実はどうなんでしょう
父の時は大変でしたよ。 必死、心にゆとりなんてなかったもん
父は5年かけて少しづつ壊れていきました。
親が壊れていく姿を看ていくのは悲しかったですね。
当時は映画の様に暖かく認知症を受け入れる心の広さがなかった。
映画観て色んな事思い出しました。
自分も通る道かもしれないし長生きも考えものです
ピンピンコロリが一番なんだけどなぁ。。。